セルフリーディングの重要性

占い師ですら、
自分のことは占えないと思っている人がいるけど
それは大きな間違い。

むしろそう考えることは危険ですらある。

私もプロになってから自分を占っても
きちんとカードを読むことができなかったので
「占い師といえども自分は占えない」
と安易に考えてしまっていた。

でもそんなことは全くない。
自分を占うのは難しいだけで
ちゃんとできることなのだ。

他人のことはよく見えるのに
自分のことはわかっているようで
全然見えていないことが往々にしてある。

子供のころは指導してくれる人も
叱ってくれる人もいるが
大人になったら教えてくれる人は
お金を出してもなかなか見つけられない。

自分をよく知らずに生きていくのは
本当に危なっかしいことなのに
ほとんどの人はそのまま生きていく。

人間が悩む原因の一つはここにある。

たくさんの人のお悩みに向き合い
その人が希望を見出したり
自分の力を信じるためのお手伝いをする
占い師が自分を知らないままだと
どうなるだろうか。

自分という土台や芯がないから
その場限りのゆるい耳障りの良い精神論で
ごまかすことになる。

占いの当たり外れに気を取られて
相談者に伝えるべきことを見失う。

お金を支払い、時間を割いて
鑑定をうけてくださっている
救うべき大切な相談者に対して
価値のないサービスを提供することになる。

途中でドロップアウトしたり
鑑定を休みがちになる占い師は
善意が行き過ぎて燃え尽きることもあるが
それも含めて自分を見失っていることが多い。

本当の意味で相談者の役に立つ良い鑑定をするために
私自身をどう鍛えればいいのかを考え
たどり着いたのがセルフリーディングだった。

最初はタロットとの絆を深めるために
ワンカードリーディングを始めた。

これは生徒さんたちにも必ず出す課題で
タロットを学ぶときに最も地味だが
鑑定の力をつけるために有効な練習になる。

プロになってからそういう筋トレのようなことを
サボっていた自覚があったので
まずそこからおさらいしようというのが動機だった。

自分のスケジュール帳に毎朝何が出たかを書いて
都度都度振り返ってみると
自分では気づけなかった日々の意味や
陥りがちなこと、行動すべきタイミングなどが
はっきりと受け取れるようになってきた。

現在は自分のことだけでなく、
ご縁のある方に今日を幸せに過ごすための
メッセージとして毎朝ブログとSNSに投稿している。

この筋トレは私の鑑定力を着実に育ててくれている。

カードの意味を説明するのではなく、
その日の一枚としてカードを深く読み込むので
同じカードが連続して出ても同じことは決して書かない。
(実際ペンタクル10の逆位置が4日連続で出たことがある)

現在300日続いているこのワンカードリーディングは
一枚のカードがいかにたくさんの物語を内包し
センス・オブ・ワンダーにあふれているかを教えてくれる。

そして自分自身を映し出してくれる。

現在はとりあえず何でも占う。
自分が持っている最大の武器を使わない手はない。

以前なら迷った判断も、落ち着いて自分と向き合う
贅沢な時間になっている。

占いは人生を豊かにする強い味方になる。
依存との違いは雲泥の差である。

自分は占えないと思っている占い師さん。
それはとってももったいないことをしていますよ。

最初は知識の量が多すぎて、意味の取捨選択に戸惑いますが
実践の回数が知識を超えるか拮抗する頃には
タロットが見せてくれるあなたの姿に感動するはずです。

レイチェル・ポラックさんもおっしゃっていますが
タロットは基本的に楽観的です。
深刻な問題にもユーモアを持って温かく答えてくれる
慈悲深さともいえる優しさがあります。

私たちのリーディング力が高まれば高まるほど
それに応じて見せてくれる世界も興味深いものになります。

だから相談者のためだけでなく
あなたのためにも
タロットを引いてもらいたいです。

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